昨日は、直接チャットをする従業員様だけでなく、「ここたまサポートひろば」を導入された企業様にとっても、職場環境の改善にお役に立ちますというお話をしました。
簡単に繰り返しますと、データベースに蓄積されたチャット情報を、弊社内部で定期的に分析・調査を行う → その結果を弊社契約アドバイザーに報告し、問題点の洗い出しや改善についての提案を依頼 → 環境衛生カウンセラーが企業様にご報告、という手順を経て、企業様の職場環境改善をサポートさせていただくことになります。
実は、この流れが実現可能となったポイントとして、データベースに十分なチャットデータが蓄積されることが挙げられます。
というのも、従来の社内カウンセリングは、一般的にほとんど利用されず、そのために、多くの従業員様が今どのようなことで悩んでいるか、というようなデータを取ることが難しかったのです。
一方で、「ここたまサポートひろば」で利用されるチャットアプリは、匿名で発言でき、画面上も従業員様ご本人とcocotamaスタッフの二人しか表示されない、という仕様のため、従業員様の非常に高い利用率を維持しています。
十分なチャットデータがあるということは、匿名ですので個人情報は分かりませんが、従業員様が日頃どのようなことを考えているのか、どのようなことに悩んでいるのか、というようなことの傾向が分かります。
ですので、弊社内部で定期的に分析・調査を行う段階で、会話の中に含まれる心の問題がある程度分かるのです。
従業員様一人ひとりの心の問題が軽度なうちに、職場環境の改善が期待できる数少ないシステムではないかと自負しております。