私たちが行う研修とは?

今では、いろいろなところが、メンタルヘルスやコミュニケーション研修を行っています。

その中で、いつも言われるのが、昨年他社で受けたのと同じ研修内容は困る!と言われることです。

その際、いつもお答えしているのは、「大丈夫です。私たちの研修は題名は同じでも、たぶん他にないものです。」というものです。

もともと、心理系を扱っている企業です。もちろん研究を行っている先生方のような知識はないですが、それでも、人が人と接するとき、何が生まれ、何がいけないのか。

私たちの研修は、そんなところから、自分たちの経験も活かしつつ、自分を実験台にして得てきた知識を踏まえ、それを心理学ではどうなっているのかを土台にして作り上げてきたものです。

だから、私たちの研修で使用している理論などは少し趣旨に反しているかもしれません。

しかし、よく思うのは、私たちは研究者ではなく表現者でしかないということ、そして何より受講された方々が”あーなるほど”と思ってそこから良い方向へ舵を切れるならそれが一番ではないかということです。

そして、心がけているのは、この時にどう行動するかやどう表現するかなどといったスキル研修ではなく、皆さんが今持っているスキルをどう生かせばいいのかをみんなで考えていくものにしている点です。

私たちがいつも研修を御依頼くださる方々へお伝えしているのは、「私たちの研修はスキル研修ではなく、気づきの研修になっていますので、もし知識の習得を目的とされる場合、私たちの研修は御満足いただけないかもしれません。」ということはお伝えしています。

これは、私が当初御指導を頂いた大先輩の先生方が目指されていたもので、研修は一過性のものであり、そこでどんなにいい知識を提供しても、”良かったね”で終わる。しかし、そこで”あー!なるほど”と府に落とすことができれば、行動が変わる。

研修は、たくさんの知識を詰め込むところではなく、みんなが納得し、自らの行動を見つめ、そしてそこから行動が変われば、それこそ研修の価値ではないかという考え方です。

わたしも、それこそ理想でしかないのかもしれませんが、その理想を求め、目指してきたのが私たちの研修です。

もし皆さんが私たちが行う研修に触れることがあれば、一度経験してみてください。結構面白いですよ!(^.^)

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